解法暗記の罠!どれだけやっても点数が上がらないあなたへ
こんにちは、ユウトです。
今回は、数学ができなかった当時の僕や
あなたを含めた、数学が苦手な人の
勘違いについて伝えたいと思います。
あなたは、友人や先生など
周りの人から
「数学は暗記科目」
と教わったことはありますか?
僕はあります。
高校時代、
僕には数学が学年で一番でき、
数学が趣味のような友人がいました。
彼に数学をいつもどう解いているのか、
なぜそんなにできるのか聞いた時に、
「高校数学は、暗記科目だよ」
と言われました。
とにかく数学ができるようになりたかった僕は
その言葉を鵜呑みにして、問題集をただ解き、
解法をひたすら暗記することに専念しました。
分からない問題があれば、その解法を暗記し、
ややこしそうな問題も、解法を暗記しました。
もちろん、すごく大変でした。
しかし結果、
僕の定期テストや模試の点数は
全然上がりませんでした。
なんでだと思いますか?
それは、
覚えていただけで、理解をしていない
からなんです。
「なぜその定理を使って解けるのか?」
「なぜそこで移項をするのか?」
など問題を解くときに「なぜやるのか?」
という本質的な理解が必要なんです。
あなたは
2×3が解けますか?
そう、6ですね。
「なぜ6になるのか」と聞かれれば、
2が3個あるからという説明ができますよね。
これが本質的に理解をするということです。
もちろん、最初は小学2年生の時九九で
ただひたすら覚えさせられたから
今できると思っているかも知れません。
しかし、
それはただ計算をする時に、
素早くそれを使うために覚えただけです。
あなたはかけ算が本質的にどうなっているかを
知っているからこそ、2×3、3×8、5×26など
数字が変わっても、数が大きくなっても、
手順が少し増えても解けるんです。
高校数学もそれと同じです。
暗記はあくまで速く使えるかという点では、
実際、すごく大事です。
しかし、大学受験で問われるのは
「速く使えるか」ではなく、
「速く、正しく組み合わせて使えるか」です。
殆どの大学は
解法暗記だけで解ける問題は出してきません。
そのため、あなたが身につけるべきなのは
解法そのものじゃなくて、
解法の本質、2×3=6の「=」の部分なんです。
逆に、
解法の本質さえ理解していれば、
暗記の量自体はかなり減ります。
数学の解法は
様々な要素の組み合わせで成り立っています。
だから、
単元が離れている問題同士でも、
いくつかの本質部分が共通していることも
充分ありえるんです。
つまり、
解法を暗記ではなく、理解をして
その理解した部分を暗記することで、
暗記量を最低限にして、
数学を得意科目にできるんです!
まずは、
このブログを閉じたら、昨日や一昨日
自分が解けなかった問題をもう一度
解いてみて下さい。
解けたら、
自分が昨日どこでつまづいて、
どこを覚えたから(理解したから)できたのか
もう一度考えてみてください。
解けなかったら、
自分がどこでできなかったのか、
どこを理解すればできたのかを考えて、
その部分を理解して、覚えてください。
こうやって問題と向き合うことで、
「どうすれば問題が解けるのか」
「ここはどういう式変形をすればいいのか」
がわかるようになってきます。
最初は大変かもしれませんし、
時間がかかるかもしません。
でも、
徐々に理解したことが増えていくと、
どんどん問題が解けるようになっていきます!
数学の点数を上げるには
この方法が一番近道だと思うので、
諦めずに頑張ってください!
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。
それではまた、、、